その後、兄弟でアメリカとカナダでのツアーを決行。ツアーは成功したが、Davidはツアー終了後に脱退。バンドはふたたびメンバー・チェンジを迫られる。3代目ドラマーに選ばれたのはToni。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、そして日本などでライヴを行いながら、1998年に2ndアルバム『In Without Knockin'』、2001年に3rdアルバム『Angel』を発表。『Angel』は日本のTV Freak Recordsから日本盤も発売された。
2002年、The Peacocksはまたしてもメンバー・チェンジを余儀無くされる。Toniが妻子を支えるためにより安定した仕事に就くことを希望したからだ。彼らは新メンバーとしてJürgを迎え入れたあと、2004年に4thアルバム『It's Time For』をリリース。めまぐるしいメンバー・チェンジはここでようやく落ち着き、以降はHasu・Simon・Jürgのメンバーで2020年現在も活動を続けている。
Music Video
『Touch and Go』収録の「Gimme More」
Members
- Hasu Langart(Vo.,Gt.)
- Simon Langhard(Db.)
- Jürg Luder(Dr.)
Album
ロカビリー×ポップ・パンクという感じのサウンドで、サイコの要素は薄い感じがする。サイコよりもロカビリーやポップ・パンクにある爽やかさを求めている人にオススメ。
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4thアルバム。ジャケットが示すがごとく色鮮やかな音の楽曲を見事にまとめ上げている1枚。やはりサイコ要素は薄くサイコビリーというと微妙だが、パンカビリーとしては傑作だと思います。