Street Dogs

更新

Street Dogs(ストリート・ドッグス)は、アメリカ・マサチューセッツ出身のパンク・バンド。Mike McColgan(Vo.)を中心にした4人組バンドとして2002年に結成。Mikeは同郷のバンド・DropKick Murphys(以下・DM)のオリジナル・メンバーだったが、同バンドが1stアルバム『Do or Die』をリリースした1998年に脱退。理由は幼い頃からの夢だった消防士になるためだ。脱退後にその夢を叶えたMikeは充実感溢れる日々を送っていたが、Street Dogsを結成すると忘れかけていた音楽への情熱を思い出すようになる。

 その情熱は、2003年にCrosscheck Recordsから発表した1stアルバム『Savin Hill』とカリフォルニアのバンド・Flogging Mollyと行ったツアーが好評を博したことで、抑えきれないものとなった。Mikeはついに消防士の職を捨て、Street Dogsとして生きる決意を固めた。

 2005年1月、Mike、Johnny Rioux(Ba.)、Marcus Hollar(Gt.)、Joe Sirois(Dr.)の4人のメンバーで再出発したStreet Dogsは、Brass Tracks Recordsから2ndアルバム『Back to the World』をリリース。同作の日本盤が発売される直前の3月、アメリカ・ニュージャージ州のパンク・バンド・The Bouncing Soulsのジャパン・ツアーに帯同して初来日。日本のファンに初めてその姿を披露し、会場を盛り上げた。その時には新メンバーのTobe Bean III(Gt.)が加入しており、バンドは5人体制になっていた。2006年には新体制になって初、そして通算3枚目となるフル・アルバム『Fading American Dream』が発売された。

 その後、2ndと3rdをともに制作したドラマーのJoe、そしてレーベルのBrass Tracksに別れを告げ、新たにPaul Rucker(Dr.)、Hellcat Recordsと手を組む。HellcatはMikeがDM時代にアルバムをリリースしたレーベルで、彼にとっては古巣とも言える存在であった。DMはその後もHellcatから作品を発表し続けていたが、2005年の『The Warrior's Code』を最後にレーベルを去っている。

 同レーベルからは2008年の4thアルバム『State of Grace』、2010年の5thアルバム『Street Dogs』をリリース。その後しばらくアルバムのリリースはなかったが、8年後の2018年、新たに契約したCentury Media Recordsより、ニュー・アルバム『Stand for Something or Die for』が発表された。

Music Video

Street Dogs』収録の「Formation」&「Rattle and Roll」

Members

Album

Hot!

Hot!

Contents