バンブリアン
 アニメ『ゾイドジェネシス』放送中の2005年に発売された機体で、劇中ではロン・マンガンの愛機として登場する。キットは中型ゼンマイ式。1980年代の旧ゾイド時代に発売されたベアファイターのリメイク品で、外見のデザインを除けば中身はほぼ同一らしい。

 デザインは見た目通りとてもキュートだが、ベアファイターがコマンドウルフの流れを汲んだようなコクピットだったのに対して、「キャノピーの中に目がある」というゾイドらしからぬ作りは好みが分かれそうな気がする。というか、私があまり好きじゃない(笑)。

かわいいでしょと言わんばかりのバンブリアンの顔

 モチーフのかわいさを全く隠そうとしない顔がなんとも憎たらしい。かわいいのは認めざるを得ないけど狙いすぎちゃう? 目がキャノピーの中にあるのもその意図を感じてしまって素直に好きと言いづらい。口を閉じようとすると下顎と内部のピンが干渉して半開きになるのもアレ。こういうのを「あざとい」と言うのか(笑)。しかしこれがユーザーの新規開拓を狙った結果なのだと思えば納得もいく。ゾイドに興味がない層にもウケそうだもんね。

バンブリアンの口の開閉

 そのあざとい口は手動で開閉可能。めいっぱい開くとあごが外れたようになるけれど、これがまたキュートな気がしないでもない。

セイリュウサーベルの展開

 セイリュウサーベルも手動で展開。画像では途中で止めてるけど、本当は180度くらい開く。

バンブリアン2足歩行モード

 後ろ足を後方に引くと二足歩行モードに。このギミックはベアファイターから継承されたものらしいけど、バンブリアンがやるとドヤッって感じのかわいさがあるよね。ちゃんとこのままの状態で歩きます。

バンブーランチャー

 背中にはバンブーランチャーを装備。ランチャー後方はボタンになっていて、プッシュするとミサイルが発射する。面白いギミックだけどボタンがけっこう固いので子供が遊ぶのは大変そうだ。

Walking Video

About My Bamburian

 素組みにスミ入れ&シール貼り済み。動力は購入当時から難ありで歩行中によく止まっていた。今回数年ぶりに引っ張り出したところまったく動かなくなっていたのでユニットを分解して調べていたら、小さいギアと一体化していたプラスチックの軸を折ってしまった。仕方がないので軸の跡に沿って1mmの穴を開けて同じサイズの真鍮線を突っ込んで補修したところ、なぜか動力がほぼ完全復活した。

真鍮線を刺したギア

 このギアの軸が歪んでいたのが動作不良の原因だったのだろうか。しかしよく見るとこのギアのさらに下に位置しているギアに割れがあったので、こっちのせいな気がしないでもない。軸を変えたことによって多少遊びができてスムーズに動くようになった——のか? よくわかんないや。ちなみに写真では隠れて見えないけれどゼンマイを巻きつけるパーツにもヒビが入っている。また動かなくなるのも時間の問題かも……。

 それと前足のホイールをつけているカバーが後足を留めるキャップに干渉していたのも動作不良の原因のようだった。これは2足歩行時に顕著だったんだけど。

前足のカバーとキャップの干渉

 もう設計ミスのレベルだよね、これは(笑)。他のサイトやブログのレビューではこの辺の苦情は見なかったので型によって異なるのだろうけど、正直ちょっとどうかと思う。天下のトミーがこんなん出荷しちゃダメでしょ。というわけで引っかかりの部分を削って干渉を解消しておいた。

前足のカバーを削ってキャップの干渉を解消した状態

 スッキリ。これで2足歩行もバッチリできるようになった。

 で、こうした異常を改善しようと分解した際に前部左側のピンを折ってしまった。

折れたピン跡

 ランナーを切り取って接着しピン代わりにしてたけど、接着が甘かったらしくまた折れた(汗)。ちゃんと接着して1mmドリルで穴を開けて真鍮線でも通したら直せるだろうけど、残ったふたつのピンだけでもパーツを固定できるし、面倒だからしばらくはこのまま放置しておく。

last up:2018/04/14