セイバータイガー
 旧ゾイド時代に発売されたサーベルタイガーの新ゾイド版。単3電池とモーターによって駆動する大型ゾイド。設定上はサーベルの改良版であり、あくまで別機体であるため名称が変更されたことになっているが、実際は新ゾイド展開までにサーベルタイガーの商標を他社に取られたかららしい……との噂。

 タカラトミー曰く、歴代ゾイドの中で最も売れた機体とのこと。モチーフである虎(検歯虎)の印象を全く損ねない素晴らしいデザインとバランスの取れた武装、そして高速設定はいかにも子供心をくすぐりそうで、売上No.1というのも腑に落ちる。売上No.2のシールドライガーとは共通パーツが多く、さらに最高速大型ゾイドの座を争ったライバル同士ということもあり、2機セットで語られる機会も少なくない。

セイバータイガー正面

 こいつの素晴らしいところは、なんと言っても正面の顔だろう。ゾイドのデザインは側面や斜めからの印象を重視する傾向が強く、真正面から見るとなんじゃこりゃとなるものが多い。しかしセイバータイガーは真正面から見てもまさに虎、側面から見た時とまったく同じ印象を保っているのだ! ちょっと顎がずれ気味なのを除けば完璧である(実際ずれてるのは顎じゃなくて頭部だけど)。

セイバータイガー後方

 さらに身体のシルエットも完璧なまでにネコ科である。特に斜め後ろから見たヒップの美しさは最高だ。ギミックは口の開閉と歩行だけというオーソドックスなものだが、優れたデザインがそれ以上のものを見せてくれる傑作中の傑作ゾイドのひとつだと思う。

Walking Video

About My Saber Tiger

 素組みにスミ入れ&シール貼り済み。たぶん2003年頃に買ったもの。15年の年月を経た今でも特に不具合はなく、ガンガン歩く。でもパーツをいくつか紛失している。

目のクリアパーツがないセイバータイガー

 ゾイダーの皆様ならここに来るまでにお気づきだろうけど、目のクリアパーツがない。確かヒビが入っていたので捨てたんだと……(捨てんでもいいのに)。それと牙の先端を削って尖らせるというお手軽改造を施している。そういえばサーベルタイガーは奥歯(赤い歯)がもっと尖っているらしい。

セイバータイガー腹部

 次に腹部にあるはずの小口径対ゾイドレーザー機銃とワイヤー的なパーツも無くした。これは捨てた記憶がないので家中探せばどこかにあると思う……たぶん……。レーザー機銃はレッドホーン、ワイヤーはシールドライガーと共通のパーツだから、必要があればそこから拝借してる。

 あとは紛失ではないけれど、全体的にパーティングライン消しに奮闘した形跡があります。パーティングラインっつーかほぼ段差だったので消しきれなくって。

セイバータイガーの尻尾

 写真じゃどうしても伝わりづらいけど、尻尾のモールド付近に傷のようなものがあり、同様のものが太ももを中心にぽつぽつ見られる。

 このセイバータイガーはボロボロの金型で作られたのか、エッジやモールドが全体的にヨレヨレだった。複合センサーユニットとかヒケ半端ないし。ゾイドが再販されない理由のひとつとして、金型の製造・保管元だったタイの工場が2011年の洪水で被害を受けて金型がダメになったから——という噂があるけれど、もうここまでダルダルのものしか作れない金型ならどっちみち新規製造しなきゃなんないだろうし、あまり関係ない気がするなあ。

last up:2018/04/15