あらすじ:情熱的で妥協を許さない大物小説家・桜川葵(伊藤かずえ)の校閲を任された悦子(石原さとみ)は、いつも以上に全力で仕事に取り組む。その姿勢に感銘を受けた桜川も全力で悦子と向き合う。激論を交わすにつれふたりには強い信頼関係が芽生えるが、いよいよ校閲が終盤を迎えた頃、桜川に思わぬ危機が訪れる。

森尾の想い人は…?

 今回は伊藤かずえが出るというので楽しみにしておりました。茸原部長(岸谷五朗)が編集部にいた時代に恋仲だった売れっ子作家役でした。

『地味にスゴイ!』伊藤かずえ
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 『スミカスミレ』で見た時にちょっと太った感があったが、その頃よりは痩せただろうか。しかしどっちにしろ美しい。若い頃より今の方が断然イイよ。日本の宝ですわ。石原さとみにもこんな風に上手に年を取ってもらいたいもんである。

『地味にスゴイ!』部長を刺した後に清々しい顔をする桜川先生
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 しかしいくらなんでも人を刺しといて“情熱的”はないだろう。そして刺した後の清々しい顔。ヤバい人すぎるぞ。

『地味にスゴイ!』悦子の提案にノリノリの桜川先生
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 とは言え悦子と全力で向き合う桜川は良かったし、伊藤さんの表情がクルクル変わるのも楽しかった。食事シーンも素直に心が温まったね。でも重病ネタなんて必要だったのだろうか。個人的に“命懸け”ってフレーズが大嫌いなので、それを証明するために出てきた感があったのが微妙だった。“命懸け”にカッコよさを感じる人には、モータースポーツ選手で命懸けでやってるって公言する人はほぼいないし、いたとしたら軽蔑すらされかねないってことを教えたい。

『地味にスゴイ!』桜川先生が命がけで作った本
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 そして命懸けの結果の表紙が微妙。なんだコレ読めねえし! 桜川がボツったデザインは写真にタイトル貼っつけただけで味気ない感じだったしあれが気に入らんのはわからんでもないが、こんなタイトルも読めねえ表紙よりマシだろう。これプロのデザイナーさんがやってるのかなあ。あとボツになったデザインで見えていたバーコードが読み取れるのかも気になる。

『地味にスゴイ!』森尾(本田翼)に告白する貝塚(青木崇高)
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 気になる森尾(本田翼)とタコ(青木崇高)の結果は、なんと玉砕。斜め上を行くのが好きなドラマだなあ。そうなると森尾の「ずっと近くにいた人のこと、離れてから好きだったんだって気付いたり……」にもいろいろと勘ぐりたくなるよな。普通に考えれば幸人(菅田将暉)か元恋人だろうが、ここは逆手を取って——悦子先輩だ!

 “ずっと近くにいた”とは先輩の憧れの『Lassy』編集部にいたことを指す。“離れた”とは幸人が自宅を出たため先輩との仲が進展しまい、望みが薄くなることを指す。どうだ。米岡(和田正人)と正宗(杉野遥亮)の関係をナチュラルに描いているこのドラマなら、ありえんこともないだろう? たぶんないけど。

last up:2016/11/24