あらすじ:過去に担当した作家志望者・桐谷(安藤政信)に再会した貝塚(青木崇高)は、彼が書き溜めた原稿の中に近く創刊される児童向け文学雑誌に最適な作品を見つける。だが、〆切に間に合わせるには翌朝までに校閲を終えなければいけない。時刻は既に夜7時過ぎ。窮地に立った貝塚が頼ったのは、あの悦子(石原さとみ)だった。

藤岩さん、実は○○○

 先週は折原(菅田将暉)と森尾(本田翼)の同居生活が悦子にバレたところで終わったが、その話はそこそこに校閲の話題に入る。このドラマがあくまで“お仕事ドラマ”であることを示す展開だなあと思った。このドラマはいつもこんな感じであっちこっちの話が入り交じるけど、おかげであらすじを書くのが難しいんですよね(笑)。ドラマ的にはうまくバランスが取れているから混乱することはないけれど、あらすじライター(?)泣かせのドラマだ。

『地味にスゴイ!』妙にコテコテな文章
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 しかし元々「こどものべる」に載せる予定だった文学作品の文字列がコテコテ過ぎたのは気になる。展開上そうするしかなかったとは言え、本当に文学作品でこんなにコテコテの文章あるんだろうか? ってくらいコテコテである。なんか、難しい言葉覚えたての中高生が気取って書いたみたいな文章に見えるんだよな。

 若い頃って難しい言葉を知ると頑張って文章に組み込もうとするじゃないですか。使わないと忘れちゃうから。でも無理に難しい言葉を組み込むと却って文章が安っぽくなるんですよね。それも1コや2コならまだしも、大量にぎゅうぎゅう詰めにするとさ。藤岩(江口のりこ)は「美しい文章」と言っていたけど、私はそうとは思えない。前後の文章を見ないとわからないことではあるけど、でもコレが本当に雑誌の目玉になるほど有名な文学作家が書いた文章なんすか?! って思っちゃうんだよね。この辺の極端さがこのドラマのわかりやすくて良いところだけど、逆にわかりやす過ぎて悪いところとも感じる。

 そして、藤岩さんの爆弾発言。

『地味にスゴイ!』藤岩「今日が結婚記念日で、丸10年になります」
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今日が結婚記念日で、丸10年になります

 藤岩さん、既婚者だった。これにはびっくり。この後の悦子の溜めも絶妙で素晴らしかったねえ。あの溜めは石原さんの感覚に任せたのか、それとも細かく演出したのかがちょっと気になる。あと、逆光で藤岩さんが若干暗いのも気になるぞ。しかし結婚10年目でいきなり洒落っ気ができて、おまけに結婚記念日デートをドタキャンって夫に疑われる要素満載で気が気でない。

 さらに、次回予告もつられて爆弾発言。

『地味にスゴイ!』悦子「幸人くんのお父さんって本郷先生(鹿賀丈史)だったの?」
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 本郷先生(鹿賀丈史)、伏線だったのか!! ってことは、あの“たったばし”も伏線なのか? 今からワクワクが止まんないぜえ。

 ついでに今回の幸人のTシャツ。

『地味にスゴイ!』幸人のTシャツ
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 たぶんこれはRage Against the Machineだったはず。あんまりよく知らないけど、確かラップメタルとかラップコア(要するにロック調でラップするバンド)に分類されるアーティストよな。やっぱりラップ好きがスタッフに紛れ込んでるのかなあ。実はこれも含めて伏線だったりするのだろうか。

幸人「俺……実はラップで食っていきたいんだ!」
悦子「?!」
幸人「ヤクブーツはやめろ! ヤクブーツはやめろ!」
悦子「お前がヤメロ!」

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last up:2016/11/10