あらすじ:清純派女優・杉本あすか(南沢奈央)の自叙伝を任された悦子(石原さとみ)は、事実確認に訪れたあすかの自宅前で彼女を盗撮する敏腕芸能記者・山ノ内隆(山中聡)を見つける。彼によって未婚の母と暴露された杉本は一夜にして引退の危機に陥り、自叙伝の出版計画も凍結。彼女の自叙伝に魅せられた悦子が取った行動とは——。

パパラッチとうんこ

 正直言うと今回はよくわからなかった。杉本あすかと悦子はほぼ関わりがなかったし、杉本と山ノ内の関係もイマイチ理解できなかった。あの倒れるカットがリピート(?)された意味もちっともわからん。あれは演技だったっつーことだろうか。わかんねえ、わかんねえよ。校閲もほとんど関係なくなってるし。もう校閲者じゃなくて編集者でいいじゃんというレベル。冒頭での作家とのやりとりはおそらく本編での校閲要素のなさを補う目的で入れられたのだと思うが、ふたつの要素に共通点が見当たらないので、無理矢理ねじ込んでいるように見えて不自然だった。

 さらにその作家とのやりとり自体も消化不良である。その作家は一流の文学作家だけど今度はグルメ本を出すらしく、悦子がその校閲を担当しているのだが、作家側は悦子の指摘出しをことごとく否定し、ついには校閲部に直接抗議の電話をかけてくる。作家は悦子に「最高級のコーヒー豆、コピ・ルアクは爽やかで清々しい朝の空気とともに頂くのがふさわしい」という文章を指摘出しされ、どこがいけないのかと問いかけるが、悦子はコピ・ルアクが猫のうんこの中から採れる豆だということを理由に「朝の空気とともに頂くのがふさわしい、本当にそれでよろしいですか?!」とやりくめる。

 そして終盤には茸原部長(岸谷五朗)から「先生、ちゃんと直してきましたよ」と伝えられる——という筋なのだが、「ちゃんと直してきた」ってアレをどう直したというのだ。「コピ・ルアクはたいへん美味しいコーヒー豆ですが、猫のうんこの中から採れるので朝にはおすすめしかねます」とでも書いたのか。つーか逆に“猫のうんこの中から採れる豆にふさわしいシチュエーション”っていつやねん!

 ほかに気になったのは、人気絶頂の清純派女優の釈明会見のわりに記者が少ない会場とか(酒井法子の時と比べると寂しすぎますがな……)

『地味にスゴイ!』杉本あすか(南沢奈央)の謝罪会見
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 ファッションに興味を持ったらしい藤岩(江口のりこ)さんが可愛すぎる辺りですかね。

『地味にスゴイ!』悦子と米岡(和田正人)の話に興味津々の藤岩(左上)
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 悦子と米岡(和田正人)のファッションの話を左側からこっそり盗み聞きする藤岩さん。

『地味にスゴイ!』メイクしてる? と言われ慌てて口紅を落とそうとする藤岩
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 「メイクしてるの?」と言われて慌てて口紅を落とそうとする藤岩さん。

 藤岩さんほんといいなあ……。というか江口さんがいいなあ。ファンになりそうだ。

last up:2016/10/27